
こぎん刺しワークショップ
はじめてのショップ ブログは実店舗でのこぎん刺しワークショップのお話しです。
実店舗では初心者の方を対象にしたこぎん刺しのワークショップを随時開催しています。概要としては7cm四方くらいのこぎん布に伝統的なモドコをひと模様刺して、その場でくるみボタンに加工するものです。モドコとは、こぎん刺しの模様のことを指します。こちらにモドコございます。
もう少し詳しく内容をご案内しますと、まず糸の通し方から始め、図案の見方、刺し方など一通りご説明します。その後にこぎん刺しの歴史や背景などを少しお話しさせていただき、最後に刺した布をプレス機でくるみボタンに仕上げる、という流れになります。ここまで概ね60〜90分程度となります。ご質問などは随時ご自由にどうぞ。






完成したくるみボタンはゴムを通してヘアゴムにしたり、カバンや洋服などに縫い付けて飾りにしたりと工夫次第でいろいろな使い方ができます。

ワークショップは予約制となっていますので、メールやお電話でお問い合わせください。当日のご予約でも空いている場合はお受けできますので、まずはご連絡ください。お一人さまから体験できますので、どうぞご遠慮なさらずに。また、じゃらんからのご予約もできますのでこちらもご覧ください。なお、料金はお一人550円(税込)です。
ワークショップのご予約、お問い合わせ
[メール]
shop@shimaya.info
[電話]
0172-32-6046
[じゃらん]
しまやのこぎん刺し体験の予約ページ
ここからは少しくるみボタンのお話を。こちらのくるみボタンを作るプレス機という工具ですが、ごらんのとおりだいぶ年季の入った佇まいとなっています。代々受け継がれてきた工具で、おそらく50年以上は使われてきたと思われます。途中バネを交換したり、台座を付け替えたりと補修を重ねていますが、今でもボタン作りに大活躍しています。現在ではおおかたこぎん刺しのくるみボタン作りに使われていますが、かつて洋服作りが盛んだった頃は共の生地でボタンを作る方が多くいらっしゃいました。こぎん刺しのくるみボタンを作る時は生地の厚さの関係で30mmという一番大きなサイズのものしか作ることができませんが、薄手の生地を使うことが多い洋服の場合はさまざまなサイズのボタンを作ることができます。

このほかに裂織りの生地や帯、レース、レザーなどでもボタンにすることができます。加工については郵送などでも承うけたまわっていますのでメール、お電話などでご相談ください。