こぎん刺しの糸について

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綿の糸を6本から9本程度あまめによったものを使用します。つやを押さえた糸を使うケースが多いのですが、つやのある糸を使っても全く差し支えありません。

(左から順番に)

1.未晒しのこぎん糸

染色を施していない生成り色の糸です。ネップ(黒く小さなカス)が混ざっています。染色して使う方にはお勧めですし、そのまま使っても素朴な風合いを楽しめます。注意点として生産ロットにより色が異なる場合がありますので予め余裕を持った分量をご用意ください。こちらは9本取りです。

2.こぎん糸

刺繍糸4番手相当の糸です。つや消しのよりの甘い糸で色数も豊富、こぎん刺しで良く使われています。

3.刺し子糸

こぎん糸と比べるとやや細めですが、コングレスなどのこぎん布と相性がよいです。やや細めでほつれも少ないので刺しやすく初心者の方にもおすすめです。

4.25番刺繍糸

クロスステッチなどに用いられる一般的な刺繍糸です。色数が豊富な事が最大の特徴です。6本取りのまま使用します。

5.5番刺繍糸

よりが強く光沢のある刺繍糸です。そのよりの強さの為、糸がほつれないので初心者の方におすすめです。抜きキャンバスとの相性もよいです。